「蛇口に付ける浄水器が本体・フィルター込みで、たったの1,980円??」
このサイトを書こうと思ったそもそもの始まりが、妻がスマホで見つけた広告でした。

ねぇ、この広告見て!浄水器が1,980円だって!
その時の詳細はこのサイトのトップページに書いておりますが、もしかして私と同じ広告をご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。



安すぎて怪しい… 詐欺じゃないの? (でももし本当ならいいかも・・)
私はそう思いましたが、もしかして見た方で私と同じような気持ちになった方もおいでかも?
それ以来私は、半信半疑でこの商品のことを調べまくりました。
そして徹底的に調べた結果、きよまろスマートは間違いなく一式1,980円で販売しているし、発売元も確かだし、決して怪しい商品ではないことが分かりました。
ただし・・・1,980円だから安いとは限らないという事実もありました。
この記事では、きよまろスマートについて調べ尽くした情報を正直にお伝えします。良い点も、気になる点も、すべて包み隠さず解説します。
- きよまろスマート「1,980円」の本当の意味
- 買い切り版とサブスク版の違い
- 他社製品と比較したメリット・デメリット
- どんな人におすすめか(おすすめしないか)
- 販売元ダイト薬品の信頼性
きよまろスマートは怪しくないのか?徹底検証
最初は私も「怪しい」と思った
冒頭にも書きましたが、私も最初は完璧に疑いました。
妻がスマホ広告を見せてきたとき、私は即座にこう答えました。



あーだめだめ!そんな広告信じちゃダメだよ。そんなのあるわけないじゃん!
最近のスマホ広告には詐欺まがいのものが多く、私は基本的にスマホ広告を信じない派でした。
でも調べてみたら、ちゃんとした会社だった
疑念を持ちながらも、徹底的に調査してみました。
販売元:ダイト薬品株式会社
- 本社:宮城県仙台市青葉区
- 設立:1963年(60年以上の歴史)
- 事業内容:配置薬事業、健康食品・日用品販売
- 従業員数:約100名
楽天市場での実績:
- レビュー数:800件以上
- 平均評価:4.4以上(5点満点)
- 楽天ランキング1位獲得
800件以上のレビューで平均4.4以上というのは、相当高い評価です。
ネット上の悪評も確認した
もちろん、ネット上には一部の悪評もあります。
- 営業方法に関する苦情
- カスタマーサポートの対応への不満
- 解約時のトラブル
しかし、これらは数件程度でした。
800件以上の高評価に対して、悪評が2〜3件というのは、むしろ健全な比率だと言えます。
私の結論:決して怪しい会社ではない
調査の結果、私の結論は:
✅ ダイト薬品は60年以上の実績を持つ老舗企業
✅ 楽天での評価も高く、信頼できる
✅ きよまろスマートは実用的な浄水器
「怪しい」という印象は完全に払拭されました。(疑ってゴメンナサイ…)
「1,980円」の本当の意味|料金体系を完全解説
ダイト薬品・きよまろスマートは怪しくないというのはわかったのですが、正直少し気になる点も見つけました。この商品の販売方法です。
「プリンターのインク商法」に似た手法を感じる・・・
きよまろスマートの価格構造を調べていくと、プリンターのビジネスモデルと似ているな、と思いました。
デザイン業という仕事柄、私はこれまで結構な数のプリンターを購入してきましたが、特に近年、本体が激安なものが増えてきた感があり、どこで儲けているのだろう?と思ったりしました・・・。
プリンターの場合:
- 本体:(ものにもよりますが)数千円〜20,000円くらい(安い!)
- インクカートリッジやトナー:3,000円〜5,000円(高い!)
- 本体で利益を出さず、消耗品で利益を出している?
きよまろスマートも同じものを感じる:
- 本体:1,980円(激安)
- カートリッジ:5,800円(高め)
- 長期的にはカートリッジ代がかかる
この構造を理解していないと、「1,980円だから安い!」と誤解してしまいます。
また、きよまろスマートには「買い切り」と「サブスク契約」があります。
次の項では両者のコストを比較します。
買い切り版とサブスク版の価格を比較してみた
パターン1:買い切り版(1,980円購入)
内容:
- 本体価格:1,980円(通常価格9,600円の特別価格)
- カートリッジ1個付属(約4ヶ月使用可能)
- 1家庭1回限りの特別価格
その後の費用:
- カートリッジ単品購入:5,800円/個
- 4ヶ月ごとに5,800円の出費
コスト試算:
- 購入時:1,980円
- 4ヶ月後:7,780円(+5,800円)
- 8ヶ月後:13,580円(+5,800円)
- 1年後:13,580円
- 3年後:48,380円
パターン2:サブスクリプション版(月額制)
料金体系:
- 1〜12ヶ月目:990円/月
- 13ヶ月目以降:1,245円/月
サブスクの特典:
- カートリッジの定期自動配送
- 24ヶ月使用で本体無料交換サービス(これは大きなメリット)
- 解約はいつでも可能
コスト試算:
- 1年目:990円 × 12ヶ月 = 11,880円
- 2〜3年目:1,245円 × 24ヶ月 = 29,880円
- 3年総額:41,880円
買い切り vs サブスク、どちらが得?
ということで、3年で計算してみました。
3年総額比較:
- 買い切り版:48,380円
- サブスク版:41,880円
サブスク版の方が6,500円安いです。
さらに、サブスクには24ヶ月で本体新品交換という特典があります(これは素晴らしい!)。
ただし、一人暮らしで使用量が少ない場合は話が変わります。
一人暮らしの場合だったらどう?
私も妻も、今は一人暮らしをしているので、「一人暮らしのケース」を考えてみました。
メーカー推奨は「4ヶ月でカートリッジ交換」ですが、これは1日10L使用を想定しています。一人暮らしなら1日5L程度のことも多く、6ヶ月程度持つ可能性があります。
仮にですが、もし6ヶ月持つと仮定すると・・・
- 買い切り版3年総額:1,980円 + 5,800円 × 6回 = 36,780円
- サブスク版より約5,100円安くなる
ただし、これはあくまで仮説であり、実際に検証が必要ですが・・。
買い切り版 vs サブスク版|どちらを選ぶべきか
買い切り版のメリット・デメリット
メリット:
✅ 一度購入すれば自分の所有物
✅ 解約の心配がない
✅ 自分のペースで交換できる
✅ 一人暮らしなら長持ちする可能性(コスパ改善)
デメリット:
❌ カートリッジを自分で注文する手間
❌ 交換を忘れるリスク
❌ 標準使用ならサブスクより高い
❌ 本体交換サービスがない
サブスク版のメリット・デメリット
メリット:
✅ カートリッジが自動で届く
✅ 注文を忘れる心配がない
✅ 24ヶ月で本体が新品に交換される
✅ 3年総額が買い切りより安い(標準使用の場合)
デメリット:
❌ 月額制なので支払いが続く
❌ 解約したい時は手続きが必要
❌ 一人暮らしでカートリッジの汚れが少ない場合は割高
こんな人は買い切り版
- 一人暮らしで使用量が少ない
- 自分のペースで交換したい
- 解約の手続きが面倒
- 所有物として持ちたい
こんな人はサブスク版
- 標準的な使用量(2人以上)
- カートリッジ注文の手間を省きたい
- 24ヶ月の本体交換保証が欲しい
- 定期配送サービスが好き
他社5社と比較して分かったメリット
実際に主要5社と比較した結果、きよまろスマートならではのメリットも見えてきました。
メリット1:初期費用が圧倒的に安い
初期費用比較:
- きよまろスマート:1,980円(最安)
- クリンスイCB093:3,500円
- 東レMK308T:3,600円
- タカギH780E:4,000円
- パナソニックTK-CJ24:10,100円
短期利用(半年以内)なら最もお得です。
半年以内の総コスト:
- きよまろスマート:約7,780円
- クリンスイCB093:約8,500円
- パナソニック:約10,100円
メリット2:PFAS除去に対応
最近話題の有害化学物質**PFAS(ピーファス)**の除去に対応しています。
- PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)
- PFOA(ペルフルオロオクタン酸)
80%以上の除去率を実現しており、他社と同等の性能です。
メリット3:コンパクトで邪魔にならない
サイズ:高さ5cm × 幅9.2cm × 奥行10cm
5社の中で最もコンパクトです。
- シンクの作業スペースを圧迫しない
- やかんや鍋を入れるとき邪魔にならない
- 見た目もスッキリ
メリット4:DPD試薬が付属
きよまろスマートにはDPD試薬2包が付属しています。
これで:
- 塩素が除去できているか確認できる
- 浄水器の効果を実感できる
- 安心感がある
他社製品にはない特典で、嬉しいです。
メリット5:抗菌・抗ウイルス・防カビ加工
本体に抗菌・抗ウイルス・防カビ加工が施されています。
清潔さを保ちやすく、安心して使えます。
正直に言います、きよまろスマートのデメリット
良い点だけでなく、気になる点も正直にお伝えします。
デメリット1:長期的なランニングコストが高い
これが最大のデメリットです。
3年総額比較:
- クリンスイCB093:18,500円
- パナソニックTK-CJ24:19,500円
- 東レMK308T:30,000円
- タカギH780E:34,400円
- きよまろスマート:48,380円(最高額)
長期的に見ると、他社より2〜3万円高くなります。
理由:
- カートリッジ単価:5,800円(他社の2〜4倍)
- 交換頻度:4ヶ月ごと
デメリット2:料金体系が分かりにくい
「1,980円」の広告だけが強調され、カートリッジ代が見えにくいのは事実です。
- スマホ広告では「1,980円」だけが目立つ
- その後のランニングコストが分かりにくい
- 買い切りとサブスクの違いが複雑
- カートリッジ単品5,800円の情報が目立たない
「まぎらわしい」と感じる人がいても仕方ないと思います。
デメリット3:交換時期表示機能がない
パナソニック(液晶表示)やクリンスイ(表示バー)には交換時期を教えてくれる機能がありますが、きよまろスマートにはありません。自分で管理する必要があります。
対策:
- スマホのリマインダーを設定
- カレンダーに次回交換日を書く
- カートリッジの袋に日付を書く
デメリット4:情報が少ない
大手メーカー(パナソニック、三菱ケミカル、東レ)と比べると:
- 詳細な製品情報が少ない
- 口コミやレビューが少なめ
- 長期使用の実績が不明
大手の安心感を求める人には向いていません。
デメリット5:カートリッジの入手がやや限定される
カートリッジは楽天・Amazonで買えますが:
- 大手ほど在庫が潤沢ではない可能性
- 店頭ではほぼ見かけない
- セット売りの種類が少ない
クリンスイやパナソニックのように、ホームセンターで気軽に買えるわけではありません。
どんな人におすすめ?おすすめしない?
こんな人にはおすすめ
✅ 短期利用(半年以内)の人
- 半年以内なら最もお得
- 賃貸で一時的に使いたい人に最適
✅ 初期費用を抑えたい人
- 1,980円で始められる
- 浄水器導入のハードルが低い
✅ 一人暮らしで使用量が少ない人
- カートリッジが長持ちする可能性
- 6ヶ月持てばコスパ改善
✅ PFAS除去を重視する人
- PFAS除去に対応
- 初期費用が安くてPFAS対応
✅ コンパクトさ重視の人
- 5社中最小サイズ
- 邪魔にならない
こんな人にはおすすめしません
❌ 長期的な総コストを最重視する人
- 3年で48,380円と最高額
- クリンスイなら18,500円で済む
❌ 複雑な料金体系を嫌う人
- 料金体系が分かりにくい
- シンプルな価格設定が好きな人には不向き
❌ 大手メーカーの安心感を重視する人
- ダイト薬品は老舗だが知名度は低い
- パナソニックやクリンスイほど情報がない
❌ 交換を忘れそうで不安な人
- 交換時期表示機能がない
- 自己管理が必要
❌ 2人以上の家族で長期利用する人
- 標準使用量なら確実に高コスト
- クリンスイやパナソニックの方が経済的
まとめ|きよまろスマートは短期利用なら悪くない選択
きよまろスマートの正しい評価
調査前の「怪しい」という印象は完全に払拭されました。
きよまろスマートは:
✅ 実績のある企業の製品
✅ PFAS除去に対応した実用的な浄水器
✅ 初期費用が安く、導入ハードルが低い
✅ コンパクトで使いやすい
ただし:
⚠️ 長期的なランニングコストは高い
⚠️ 2年以上使うなら他社の方が経済的
⚠️ 料金体系が分かりにくい
といった感じの商品です。なので・・・
こう考えれば納得できます
きよまろスマートは「短期利用・お試し用」として考えれば、非常に合理的な選択です。
- 半年以内の利用:最もお得
- 一人暮らしで6ヶ月持つ場合:許容範囲
- 2年以上の標準使用:高コスト
「初期費用が安い=総コストが安い」ではない
この点さえ理解していれば、賢く選べます。(長期利用するなら他社を選ぶべきです)
私の最終判断は・・・
長期利用するなら他社を選ぶべきです。私は以下の2つを検討しています。
- 長期コスパ重視 → クリンスイCB093(3年18,500円)
- 手間を減らしたい → パナソニックTK-CJ24(3年19,500円)
購入しましたらレビュー記事を書きますね!
でも、こんな人にはきよまろスマートも「あり」です!
- 賃貸で半年だけ使いたい
- とりあえず試してみたい
- 一人暮らしで使用量が少ない
- 初期費用を極限まで抑えたい
ご自身の使い方と照らし合わせて、検討してみてください!